ヤマウチ会社見学 高校生

山内鮮魚店店長の山内です。今年当社は、近隣の高等学校を対象に「会社見学」の受け入れ先として名乗りを上げることに舵を切りました。南三陸は楽しいところがないからつまらない。それもわかります。一度は仙台みたいな都会に住んでみたい。それももちろん分かる。でも大人になって一度立ち止まった時、自分にとって故郷(ふるさと)はかけがえのない何かを与えてくれます。

 

今回来社してくれたのは地元「志津川高校」の一年生40名。40名の受け入れはなかなか大掛かりですが、4班に分けることですんなりと案内ができました。これもまた当社にとっては修行のひとつ。社員が40名を短時間でどう満足させることができるか。いろいろと見ものでした^^

 

そもそも、なぜ高校生の会社見学を積極的に受け入れるのか。それは”地元の産業”をもっと知ってほしいという想いです。地元企業がいったいどんな仕事をしているのか。なんとなく名前は知っていても、どんな日常を送っているのか。こんな小さな港町でも、実は地元企業を見学できる機会はナカナカないのです。

 

マイカー30分通勤に代表される、過疎地の労働条件

南三陸新さんさん商店街

当社のような過疎地の中小企業は、労働条件も限られています。その際たる部分が通勤。細かくいうと通勤距離とでもいいますか。とにかく隣町までの距離が長く、町と町の間におよそ数十キロの距離が存在します。震災後、JR線も廃止になりました。バスの利便性もまだまだ低い。つまり完全な地元でない限り”マイカー30分通勤”を常時課せられることになります。それが毎日となると、いい大人でも結構大変ですよね。

 

高校と直接交渉することで、生徒とのアプローチの場を作りたい

ヤマウチ会社見学 高校生

ただし人口減少が進む中、企業側もそうは言ってられない現状があります。働いてくれる人がいなければ、企業そのものも成り立ちません。考えてみれば、今後の町全体の雇用問題にも繋がる問題です。ちなみに当たり前ですが、ハローワークに求人登録をしたとしても、実際に求人申込者との接点は「面接」の時だけというのが現実なのです。

 

そこで当社が考えたのは、高校と直接交渉し、会社見学の場作りをする提案です。社会人と学生の間には大きな壁がありますよね。守られている立場と自立する立場。でもチョイスの一環として、高校の進路担当の先生方に積極的にアプローチし、積極的に会社を見学してもらう機会を作る行為自体を、はたして地元企業が今までやってきたのでしょうか? 本音を言うと、この機会で新卒との接点を早いうちから持つことで、進路のひとつとしてインプットしてもらう。一度都会に出てもいい。でもあの企業は今どうしてるんだろう。。なんて思ってくれるだけで、素晴らしいと思っています。

 

先輩の話を直接聞けるメリットは、確かにある

ヤマウチ会社見学 高校生

地元の高校を卒業し、年もそれほど離れていない先輩の話を直接聞けるのも、会社見学のメリットです。当社は女性が多い会社。しかも女性にセクションリーダーを任せどんどん仕事を進めていける環境を整備しています。そんな同性の先輩が社会人としてどんな仕事をしているのか、共感する部分を見つけてくれたらありがたいですね。

 

彼女は若干22歳ですが、今ではその責任感の強さと仕事の進め方で、通販の一手を担っている貴重な存在です。

 

地方こそ常識にとらわれず、変化を模索すべき

ヤマウチ会社見学 高校生

私店長がリクルート活動をしていた時代は、学生の人数も多く、バブル崩壊後ということもあり、私もかなり積極的に会社見学に勤しみました。標的の企業にゴリゴリ電話をして、ひとりで会社見学に行ったものです。でも、そうしたある種の”就職にかける意気込み”を、現代の若者たちに求めることはできませんね。今やそれらは、企業側が接点を用意することで補えるかもしれない事象です。

 

特に南三陸町のような小さい町では、気軽に企業を訪問できる機会を作ることは重要なのです。ちゃんと働くなら、ちゃんとみたい。それが彼らの意思なのですから。でもこういう機会を持つことで、卒業後の選択肢のひとつとして、頭の片隅にインプットして頂く機会が増えるとこは一歩前進ですね。ただ、今日訪問してくれた高校生の皆さんにとっては、水産会社のはずが「クラウド・業務改善・kintone・アプリ」という話が飛び交いはてな(?)が頭上に浮かんだ印象が否めません(笑)

 

とにもかくにも、これからの地方企業は水産業であれど常識にとらわれず、変化を模索していく過渡期に来ているかもしれません。この記事を見てくれる現役高校生の方々がいらっしゃったら、どうか気軽に当社までお問い合わせいただければ嬉しい。当社は全力であなたたちの能力を活かします。そして会社見学も工場見学もいつでも大歓迎です。

 

 

<会社見学 お問合せ先>

株式会社ヤマウチ 9:00-17:00(木曜定休)

TEL : 0226465338

info@yamauchi-f.com

 


山内鮮魚店店長@山内恭輔

いつもありがとうございます。創業昭和24年、宮城県南三陸町から、一級品の海産物と笑顔をお届けする「山内鮮魚店」店長ブログです。

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