くんせいつくろうvol1

今日は昨年7月に新工場が完成してから、ずっとやりたかったことがようやく実現しました。題して「お魚工場で、くん製を作ろう!」地元の産業を、地元の子供たちに楽しみながら知ってほしい。そんな想いで昨年から当社スタッフが企画したイベントです。その記念すべき第一回目が今日ようやく実現したのです。静かな社内に今日だけは子供たちの元気な声が響き渡りました。その模様をお伝えしますね。

 

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9:45 当社会議室からスタート。商品開発部長が「くんせいの作り方」をひととおり説明します。

 

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早速作業着や作業帽、マスクをしっかり身につけていざ工場へ!

 

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階段を降りて、子供たちが1階の工場へ向かいます。

 

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手の洗い方も説明をしっかり聞いて実践。頼もしいですね。手洗い後は水分をしっかり拭き取って「ブオー!!」とエアシャワーを浴びいよいよ工場へ入室。

 

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今回くん製にするのは、南三陸名産のタコやホタテ、牡蠣。そのほかには笹蒲鉾やチーズ、たくあんなどなど。子供たちにもそれぞれ好みがあるので様々な食材を用意しました。

 

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ホタテなどの魚介類はあらかじめボイルし、カットして使いやすくしています。

 

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くん製に使うのは、当社のスモーク製品にも使用している岩手県産の「サクラチップ」。

 

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まずはサクラチップの匂いを嗅いでもらいます。これがどのようにして食材にアクセントを加えるのか楽しみですね^^

 

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次は好きな食材を竹串に刺す作業へ。竹串は食べるときにとっても便利^^ みんな迷いながらも好みの食材を思い思いに串に刺していきます。

 

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そして食材をいよいよ燻製器に入れていきます。

 

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工場長が燻製器をセット。さて、どんなくん製ができあがるのでしょう♪ 楽しみですね。

 

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せっかくなので、できあがるまでの間は「焼魚パック」を作る工程をみんなで見学。

 

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このように切身にし、味付けした切身魚がどういう過程を経て製品になるのかというと?

 

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長〜い魚焼き器を通り、スチームとガスの力でおいしく焼かれていきます。

 

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焼きあがった焼魚がこちら。これをパック詰めし、殺菌する工程もみんなで見学。みんな食い入るように見学してくれました^^

 

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そしていよいよ「くん製」が完成。燻製器から取り出した食材はなんとも香ばしい香り♪

 

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これを真空パック用の袋に上手に詰めて、機械を使い自分で真空パック♪ お昼近くになり、お腹もだいぶ減ってきたようです。「食べたーい」という声が子供たちや先生たちからも聞こえてきます(笑)

 

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最後はちょっとだけ時間が余ったので、会議室に戻り「おさかなクイズ」。これが結構盛り上がりました♪  当たった子供たちには当社自慢の「焼魚パック」をプレゼント!和気藹々とした雰囲気の中、最後は記念写真をパチリ。11:45に無事終了!

 

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今回参加してくれたのは、南三陸町立「入谷小学校」の子供たち21名と、先生4人の計25名。南三陸町の子供たちはとっても素直で、素朴で笑顔が素敵ですね!当社スタッフも工場フタッフも、子供たちの笑顔にすごく元気をいただきました!ありがとうございます。

 

「お魚工場で、くん製を作ろう!」は地元の産業を、地元の子供たちに楽しみながら知ってほしいという想いから生まれた体験型イベントです。食の目的は「幸せ」です。まして自分が携わった「くん製」なら美味しさもきっと倍増するはず。この体験を通して子供たちに食の豊かさと幸せ、ものづくりの楽しさを感じてほしい。そんな想いです。

 

この子供たちのためにも、南三陸を代表する会社としてもっともっと世の中の人たちに喜んでもらえる商品を作り続けていきたいですね。今日は、我々大人たちも学ぶことが山ほどありました。この企画はこれからもどんどん続けていきます!