震災から一ヶ月が過ぎ、南三陸町では主要道路の他に、瓦礫でいっぱいだった住宅街を通り抜ける小道もほぼ通れる程に、瓦礫の撤去作業が続いています。

街を覆い尽くしていたヘドロの臭いも、少しですが緩和されています。20110419震災から一ヶ月2

南三陸町の主要水門のひとつ、八幡側に続く水門。跡形もなく津波で突き破られた無惨な姿です。
小さい頃に通った釣具屋さんの前に立つ。

20110419震災から一ヶ月2

津波での崩壊を逃れた海岸沿いの町営住宅。瓦礫を燃やす煙が一面にたちこめています。

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釣具屋さんから防波堤へ向かう途中にあった、牡蠣剥き場があった辺り。海に突き出た防波堤に向かって伸びていた道はすべて沈下してしまっていました。

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子供の頃、よく遊んだ松原公園も。

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公園内にあったSLも無惨な姿に。

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海岸線から志津川公立病院を眺める。左にあるのはサンポート。
もう何処が何処か、分かりません。

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松原公園の入り口から、海水浴場「サンオーレそではま」方面を眺める。

 

ここ数日、家族の今後の事、会社の再建の事
そして支援してくれる方々と会ったりと
めまぐるしい日が続き、更新が遅れましたこと深くお詫び申し上げます。

 

相変わらず弊社社長も含め、避難所では自営業者の方々が
自分たちの事をそっちのけで陣頭指揮を執り、頑張っています。
避難生活も一ヶ月を過ぎ、疲れも見え始めているのも現状です。
行政に頼る姿など微塵もなく、みんな逞しく生きてます。

 

でも、それにも限界があります。
少しでも早く、この状況から抜け出せるよう
行政にも早急な決断と実行力が求められる時期だと強く感じています。

 

今日、石川県に住む親友からもたくさんの支援がありました。
東京の友人からも支援の要請を頂きました。
本当に有り難う。この場を借りて改めて御礼申し上げます。