山内鮮魚店店長のヤマウチです。
昨日のランチは南三陸さんさん商店街にある「雄新堂(ゆうしんどう)」さんの新作お総菜パン(^^)
雄新堂さんの総菜パンといえば南三陸町では昔から知る人ぞ知る名品ですね。

 

私店長も高校時代は通学前にこの総菜パンを買って、頬張りながら駅へと向かうのが日課でした♪
昨日のお昼時、ケーキを買おうとお店に立ち寄ったら「新作」が販売されており
思わずケーキと一緒に購入しました。

20120924雄新堂

こちらは新作のフィッシュバーガー。パンが香ばしくてふわふわ♪
味付けもさっぱりしていてタルタルソースの量も多すぎず少なすぎず◎♪
雄新堂さんのパンは、なぜかすごくやさしい味がするんですよね(^^)

20120924雄新堂

そしてこちらが新作の豆腐ハンバーグパン。ごぼうの食感も良い!
この年になると肉々しいハンバーグにちょっとためらいますが、豆腐のハンバーグなのですごくあっさり♪
豆腐のふわふわ感とごぼうの適度な食感、こちらのパンはさらにふわふわで軽いです。
一見ボリュームがありそうですが、ナチュラルな味付けだから女性にもいいですね♪

20120924雄新堂

雄新堂さんのケーキももちろん購入しました♪
さんさん商店街の当店スタッフ分と、通販事業部スタッフへ。
ここのケーキは南三陸町で一番大好きです。ほんと、美味しいのでぜひ!!

20120924雄新堂

こちらは南三陸町の被災した中心街にある雄新堂さんのキリコです。
この場所に雄新堂さんのお店があり、この店の前をいつも駆け足で通学していました。
震災前の多忙な時期などは、よくケーキを買いに行きスタッフみんなで食べていたのを思い出します。

20120924雄新堂

雄新堂のご夫妻。雄新堂の創業は明治42年。
駄菓子屋として開業し、ご夫妻の先代の代では洋菓子や和菓子の他にパンも製造していましたが
先代が亡くなってから洋菓子専門店になりました。

 

ご主人は震災後の避難所生活の最中に福島の方が持ってきてくれた手造りパンで奮起し
お店を再開するまで毎朝3時に起き、岩手県のパン屋さんに修行に通い詰め父のパンを復活させました。
避難所で聞いた「あなたの父のパン、美味しかったんだよ」の声がキッカケだったといいます。

 

雄新堂さんのキリコ「父のパン復活、次世代にバトンを渡す」。
「親が残してくれたお店を次に残したい。今、自分たちが頑張らなけらば
ふるさともなくなってしまう。」ご主人の言葉です。

 

毎朝早朝から真心をこめて作る「雄新堂」さんのパンとケーキ。
南三陸にお越しの際はぜひお立ち寄り下さい!!

 

◆雄新堂(ゆうしんどう) 南三陸さんさん商店街内

http://www.sansan-minamisanriku.com/お店一覧/小売店/有-雄新堂/