野菜シャキシャキ、牡蠣プリプリ。日本料理が大切にする『素材の食感』を味わう、ひと味違う匠の『牡蠣の味噌鍋』レシピ。馴染みの味噌で、冷えた体をやさしく温めます。

ここがオススメ
旬の生牡蠣(かき)で作る、冬におすすめの『牡蠣(かき)の味噌鍋レシピ』。鍋は”煮込みすぎない”のが最大のコツ。食材を全部鍋に入れるのはご法度です。冬野菜のシャキシャキ感、牡蠣(かき)のプリプリ感を丁寧に活かす、日本料理らしい鍋の作り方をご紹介します。馴染みの味噌とダシを効かせた『優しい味わい』が特徴。体の芯まで温まる『牡蠣(かき)の味噌鍋』の作り方です。
用意するもの 
- 生牡蠣(むき身)
- お味噌
- かつおダシ
- 白菜
- 糸こんにゃく
- しいたけ
- 豆腐
- ねぎ
- <牡蠣の下処理>
牡蠣むき身は予め「大根おろし」で洗い、軽く水洗いしておきましょう。
>>牡蠣の下処理方法(大根おろし編)はこちら
作り方
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1
まずは鍋にダシを入れ、強火で沸騰させます。 -
2
ダシを入れた鍋に「味噌」を入れます。味噌の量はお好みで大丈夫ですが、できればダシを感じるくらいの薄味がオススメです。 -
3
次に野菜を切ります。豆腐、しいたけ、白菜、糸こんにゃくを、食べやすい大きさに切っていきましょう -
4
鍋が温まったら野菜を入れます。入れる順番は「火が通りにくい順番」から。ここが食感を決める重要なポイントです。今回は『豆腐→糸こんにゃく→白菜の芯→しいたけ→ネギ→牡蠣(かき)→白菜の葉』の順番で入れていきましょう。
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5
もうひとつ重要なポイントは食材を入れた後の「火加減」。鍋の淵に「プツプツ」と白い泡が湧く状態で、鍋の温度を保つのがポイントです。沸騰しすぎると、せっかくの野菜や牡蠣の食感がなくなります。 -
6
主役の牡蠣も、絶妙に火が通ればこんなツヤがでます。牡蠣(かき)は、火を通しすぎると「身が小さくなり固くなる」ので、くれぐれも火の通しすぎに注意しましょう -
7
今回は2人用の鍋を「中火でおよそ7〜8分」。普段の鍋料理の半分以下の時間です。すべて食材を鍋に入れ、グツグツ強火で煮込む鍋料理とは全く違う『素材の食感が活きた』牡蠣の味噌鍋をお楽しみください。
【監修】南三陸町 すがわら 店主 菅原良成
大阪北新地、東京銀座・日本橋で修行し割烹を極めた料理人が腕を振るう南三陸の名店。旬の野菜、魚介類など地元産の食材を駆使し春夏秋冬を意識した創作メニューは、すべて一から手間をかけ繊細な味付けで提供される。

三陸産の生牡蠣(カキ)は11月〜4月が最も旬です。水揚開始時期から大きさも徐々に大きくなっていきます。特に1月〜の牡蠣は旨味が増し一番美味しい時期となります。大ぶりであっさりとした味わいの広島県産と比べ、三陸牡蠣は小ぶりですが非常に濃厚な味わいが特徴です。また特に3月〜4月は旨味成分が最ものる時期で実は春は牡蠣の最も美味しい時期として知られています。>>生牡蠣(カキ)の旬と販売時期
【生食用】三陸産生かき(むき身)お徳用500g ※30~40粒 水なしぎっしり新鮮パック《クール冷蔵発送》
2,500円
旬の三陸産真牡蠣(カキ)をむき身にし、500gパックに水なしでぎっしり詰め込みました。むき身だからお料理にすぐに使えてとっても便利^^ 牡蠣ご飯やカキ鍋、カキフライがすぐに楽しめます。
お客様の声
ビニル袋からザルに移してみると、ビックリするぐらいの数の牡蠣が入ってました。嬉しい驚きです。臭みのない牡蠣で、とても美味しかったです。今回は両親へのプレゼントでしたが、両親も喜んでくれて、シーズン中にまた注文することになりました。
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【例】下処理 ほや