新鮮な生さんまを使った『さんまの美味しい焼き方』レシピ。ご家庭のグリルを使い、旬の生さんまをおいしく楽しむ、焼き方を伝授!

ここがオススメ
何と言っても秋の代表的な味覚といえば「さんまの塩焼き」。たかが「さんまの塩焼き」ですが、焼き方で美味しさは変わります。今回はそんな「旬の新鮮なサンマを使った塩焼き」のおいしい焼き方をご紹介します。ご家庭のグリルを使った日本料理の焼き方。料亭や割烹店が行っている焼き方も交えながら解説いたしますのでぜひ参考にしてみてください。やっぱり秋はとびきり新鮮なさんまを、おいしく焼きたいですよね。
ちなみにサンマ塩焼きで思い浮かぶのが「七輪」で焼く焼き方。実は七輪を使ったサンマを焼き方はとっても難しく、たいていの場合は外だけ焼けて中は半生になってしまいます。さんまの焼き方は、家庭のグリルが一番簡単に上手に焼けます。もしも七輪に挑戦する場合は、七輪の周りを段ボールなどで囲み、熱が逃げないように焼き方を工夫してください。
用意するもの 
- 新鮮な生さんま 人数分
- まな板・包丁
- 塩
- 大根おろし
- ポン酢
- >>さんま塩焼きレシピ(プライパン編)はこちら
作り方
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1
さんまにもウロコがあるのをご存知ですか?さんまのお腹の白い部分をこうして包丁でこすりウロコを取っていきます。少ししかありませんが、ウロコがあると食感がザラザラしますのでぜひウロコ取りましょう。日本料理の料亭や割烹店などでの焼き方は鱗をきちんと取り除いています。 -
2
さんまのウロコを剥がしたら、流水でさんまを軽く洗います。洗ったあとのサンマの水分はキッチンペーパーなどでしっかり取りましょう。 -
3
いよいよさんまの塩焼きの「キモ」の部分である「塩」を振っていきます。塩は20cm程度上から。さんま全体にまんべんなく振りかけます。量は「ちょっとかけすぎ」なくらいがベストです。おいしい焼き方は多めに塩を振るのがコツです。 -
4
塩はふりかけるだけでなく、こうして手でさんまになじませるように軽く塗り込みます。これもおいしいさんまを焼く焼き方のコツ。 -
5
裏面もしっかり塩を振り、手でなじませます。新鮮なさんまは油が多いため、しっかり塩を振ることで焼いた時に皮がパリパリに仕上がります。 -
6
グリルは予め温めておいてください。塩をなじませたサンマを丸ごとグリルにのせます。よくやりがちなのが、切れ目を入れたり、半分に切ったりする方法ですが、新鮮なサンマならそんな必要はありません。むしろ焼いた時に切れ目から旨味がすべて逃げてしまいますので、必ずまるごと焼いてください。 -
7
グリルの火加減は「中火」でじっくり。特に脂ののったサンマの場合、強火だとさんまの表面が焦げすぎてしまいますのでご注意ください。おいしい焼き方は中火でじっくり、です。 -
8
さんまの表面にまんべんなく焦げ目がついたら焼き上がりです。新鮮なさんまだからこそ、しっかり焼いた方が旨味が増して美味しいですよ。ご家庭のグリルを使ったおいしい焼き方。ぜひおためしください。薬味はやっぱり定番の「大根おろし」。しっかりお塩をふっているので、お醤油ではなくポン酢でさっぱりと頂くのがおすすめです。
【監修】南三陸町 すがわら 店主 菅原良成
大阪北新地、東京銀座・日本橋で修行し割烹を極めた料理人が腕を振るう南三陸の名店。旬の野菜、魚介類など地元産の食材を駆使し春夏秋冬を意識した創作メニューは、すべて一から手間をかけ繊細な味付けで提供される。

三陸産の生さんまは9月中旬〜10月中旬が最も旬です!つまり1年でたった一ヶ月だけの旬の味なんです。旬の秋刀魚は上質な脂が自慢!ぜひぜひさんまの塩焼以外にもお刺身でお楽しみ下さい(^^)
さんまのサイズは毎年異なります。特に特大サイズの生さんまが水揚げされる年は嬉しいですよね!焼いてもよし!お刺身でもよし!一品料理にもお使い頂ける旬のさんまを思う存分お楽しみ下さい。
>>生さんま特集ページはこちら

【送料込み】気仙沼産「極上生さんま」10尾(1.2kg以上) ※秋刀魚レシピ・かぼす付き《クール冷蔵発送》
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【例】下処理 ほや