こりこり、シャキシャキの歯ごたえと肉厚さが特徴の三陸産「茎わかめ」。使用用途によって、より美味しくお召し上がりいただくための「塩抜き方法」をご紹介します。

ここがオススメ
海の恵みをそのまま味わえる三陸産「茎わかめ」。味を損なうことのない「塩蔵(えんぞう)」加工をしているので、長期保存ができて、水で戻すだけでいつでもおいしい♪さまざまなお料理に使えるので、献立に困ったときも大活躍なのです。レシピによって戻す時間を調整することで、よりいっそうおいしくお召し上がりいただけますので、ぜひお試しくださいね。
作り方
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1
ザルとボウルを用意し、使う分量の「塩蔵茎わかめ」を袋から取り出します。 -
2
真水で3~6時間戻します。(サラダは3時間ほど、佃煮などの火を通し味付けをするものは6時間ほどが目安です。) -
3
2~3回水を替えましょう。太い部分は塩分が抜けにくいです。しっかり戻すことで塩辛さが抜け、やわらかくなりお料理にも使いやすくなります。 -
4
水気をきり、お好みの調理方法でお楽しみください。>>茎わかめレシピへ
レシピ動画

茎ワカメは、いわゆる「ワカメの茎の部分」にあたります。ワカメの葉を支えている真ん中の「芯の部分」が茎わかめです。葉っぱがワカメ、芯が茎ワカメ、根っこの部分がメカブとして流通します。 わかめの旬は、毎年3月~4月。もちろんとれたてのワカメは濃い茶色。わかめの産地である南三陸では一斉に水揚げが始まり、味を損なうことなく長期保存するため、港ですぐに塩茹でし「塩蔵(えんぞう)=粗塩をまぶす)」という方法を使ったものが主流となります。
わかめの本場といえば三陸産。しっかりとした歯ごたえ、肉厚さ、そして磯の香り。三陸の「茎わかめ」なら様々なお料理にも大活躍。お料理の主役としての存在感もたっぷりです。海の恵みをそのまま味わえるのが「茎わかめ」の特徴。塩蔵(えんぞう)ですので保存もとっても便利。ちょっと献立に困った時にも、水で戻してすぐに使えるから頼りになる食材です。

【例】下処理 ほや