冬が旬の真鱈(たら)の白子なら、ぜひ試して欲しいのが王道の『白子の天ぷら』。衣はサクサク中はトロっトロ。白子ならではの濃厚でクリーミーな味わいが楽しめます。ポイントは「衣の作り方」と「油の温度」。日本料理ならではの『失敗しない天ぷらの作り方』ぜひ一度お試し下さい。
コツ・ポイント
・天ぷら粉は、白子の隙間にもきちんとまぶすのがコツです。
・おいしく白子を揚げるコツは「油の温度を下げないこと」。
・天ぷら粉は混ぜすぎないこ(粘り気が出てしまいサクサクの衣になりません)
分量2人前
冬が旬の真鱈(たら)の白子なら、ぜひ試して欲しいのが王道の『白子の天ぷら』。衣はサクサク中はトロっトロ。白子ならではの濃厚でクリーミーな味わいが楽しめます。ポイントは「衣の作り方」と「油の温度」。日本料理ならではの『失敗しない天ぷらの作り方』ぜひ一度お試し下さい。
・天ぷら粉は、白子の隙間にもきちんとまぶすのがコツです。
・おいしく白子を揚げるコツは「油の温度を下げないこと」。
・天ぷら粉は混ぜすぎないこ(粘り気が出てしまいサクサクの衣になりません)
まずは生白子を水で丁寧に洗います。ポイントは優しく洗うこと。白子に付いている「血」や「ぬめり」を流水で落としていきます。
白子を一口サイズに切り、キッチンペーパーなどで水気を取り、天ぷら粉をまぶします。天ぷら粉は、白子の隙間にもきちんとまぶすのがコツです。(天ぷら粉をまぶすことで衣がつきやすくなり、剥がれにくくなります)
次に衣を作ります。ボウルに水を適量入れ、天ぷら粉を入れていきます。ここで大切なのが天ぷら粉をボールに入れ、水を注ぐのではなく『ボールに水を入れてから天ぷら粉を入れること』。
天ぷら粉は水に優しく沈めるように混ぜていきます。この時決してガシャガシャと混ぜすぎないこと。粉に粘り気が出てしまい、サクサクの衣になりません。
次に、作った衣に「白子」をくぐらせます。白子にしっかりと衣をつけましょう。
油の温度は180℃がベスト。おいしく白子を揚げるコツは「油の温度を下げないこと」。一度に揚げる白子の量は、なるべく少なくし油の温度を一定に保ちましょう。
新鮮な白子であれば衣が固まればOKです。揚がったかどうかの確認ポイントは『白子をお箸で持ち上げた時、ジジジと油の振動が伝わってきたら』OKです。
最後に白子の油を切り、お皿に盛れば完成です。冬の時期にしか味わえない『白子の天ぷら』ぜひお試しくださいませ。
寒鱈(かんだら・別名マダラ)の旬は最も寒い1月〜2月。特に1月の鱈は絶品です。オスが白子、メスは鱈子、旬の時期は切り身のトロける食感も絶妙です。アラはアラ汁に。捨てどころのない鱈は様々なお料理で活躍します。白子は旬の2月中旬を過ぎると急激に水っぽくなり美味しさがなくなります。つまり鱈が本当に美味しいのは1年で1ヶ月だけなのです。北海道から三陸沖の大平洋沖と日本海北部で水揚げされます。旬が短いからこそ美味しい、鱈はそれを代表るすお魚です。
>>鱈と白子の旬っていつ?