さんまのサイズと価格は毎年異なります。

さんまのサイズと価格は毎年違うの?

さんまのサイズと価格はどの時点で決まるのか

さんまはその年のエサや水温などの育成状況によりサイズが異なります。さんま漁が解禁になると、サンマ漁船は北海道よりさらに北の海域でサンマを大量に捕獲します。そして北海道の各港→三陸の各港に水揚げし、その年のさんまのサイズがおおよそ決定します。つまり、初水揚げからおおよそのサイズと価格を決定し、さんまは流通を始めます。

さんまのサイズ

サンマのサイズは市場に水揚げされる段階で「大サイズ」「中サイズ」に自動選別されます。おおよそ、一番大きい年で大サイズのサンマが1尾につき約160g小さい年で120gとなり、水揚げする年により40gほどの差が生じるとお考えください。中サイズのサンマはおよそ大サイズより30g程度小さいものになり、価格も応じて安く流通します。

さんまの価格

さんまの価格はその年の「水揚げ量」に大きく左右されます。細かく言えば旬の時期でも、実は価格は常に変動しています。その年のサンマの水揚げが少なければ価格は高騰し、多ければ価格は急落します。ただし近年、サンマの水揚げ量は減少の傾向をたどっています。

さんま価格の変化と実状

10年前までは地元では「サンマは買う魚ではなく、もらう魚」でした。それぐらい庶民の味として親しまれていた安値な魚でした。スーパーなどで販売されるサンマが地域によって価格が相違するのは、物流費などを含む経費の差です。時々スーパーで特売している冷凍サンマは、安い年に水揚げされた冷凍サンマを販売している場合もあるかもしれません。

サンマは不漁のため、販売を見合わせております。