棒鱈(ぼうだら)とは、江戸時代から作られている「真鱈を干した、タラの保存食」のことです。

棒鱈(ぼうだら)とは、江戸時代から作られている東北や北海道で水揚げされた真鱈を使った素干(すぼし)のことです。主に12月から2月までの冬の期間に、主に北海道で製造されています。

 

足が早い(鮮度落ちが早い)鱈を加工し、流通し易くした「棒鱈(ぼうたら)」は、主に関西地方へ運ばれ、次第に全国に広まったとされています。

 

棒鱈(ぼうだら)は、数ヶ月もの間「天日干し」で乾燥させ作るため『棒鱈で釘が打てる』と言われるほど身が固いのが特徴です。そのため、食べる際は約3~5日、水に浸し戻してから料理に使います。

 

棒鱈(ぼうだら)を使った郷土料理

山形や新潟などで作られる「棒鱈煮(ぼうだらに)」は、醤油や砂糖などで甘く味付けした郷土料理です。雪深い地域ならではの「タンパク源」として、昔から親しまれたと言われています。

 

また関西地方で作られるのが「いも棒(いもぼう)」。棒鱈と「えびいも」を、長時間柔らかくなるまで煮込んだ郷土料理です。関西地方では「たらふく(鱈福)食べられる」ということから、お正月のおせち料理に使われるようになったと言われています。