山内鮮魚店の歴史
昭和24年 鮮魚店として創業
山内鮮魚店「社名:株式会社ヤマウチ」は昭和24年、先代の山内正一(やまうちしょういち)が宮城県北部の港町「南三陸町(旧:志津川町)」に鮮魚店を構えたことから始まりました。仕入れた鮮魚をリヤカーに詰め、毎日何十キロも離れた隣町へ行商へ行く先代の並外れた体力は今でも語り継がれています。
魚が揚がらない夏にはアイスキャンデーを積み込み、行商へ向かう祖父。 まだ魚の水揚げが少なかった時代、鮮魚だけでは食べていけないと精肉の販売を始めたり、納豆などの仕入れ販売も行っていました。
戦後、日本が高度経済成長を迎えるにつれ、東北の小さな港町もやがて活気づいていきます。 法人化した後もしばらくの間、実店舗本店に掲げられていた看板には「魚と肉の山内」と書かれていました。私店長も小さい頃、よく焼いた魚と一緒に精肉を自転車の籠にのせ、配達していた事を思い出します。写真は創業当時、震災で唯一残った震災以前の写真です。
昭和63年、社名を「株式会社ヤマウチ」に
昭和63年(1988年)、アメリカがスペースシャトル「ディスカバリー」の打ち上げに成功した9月末、社名を「株式会社ヤマウチ」に法人化。同時に、鮮魚販売に加え水産加工品の製造に着手しました。
以来、南三陸の前浜ものを加工した自社製造の水産加工品は、全国の品評会にて数々の賞を受賞しています。 現在、宮城県では南三陸の食材と無添加にこだわる食品加工メーカーとして認知され「ヤマウチ」の相性で親しまれています。
写真の「マルニ」は南三陸魚市場で使われている当店の「屋号」。地元、南三陸では山内鮮魚店でもなく、ヤマウチでもなく「マルニ」の愛称で呼ばれています。 震災前は約300種にも及ぶ水産加工品の製造を行っていましたが、現在は原料となる海産物の復活と共に、徐々に以前の製造数に戻りつつあります。
1990年初頭より 通信販売に着手
当店では実店舗2店舗の他、1990年からカタログによる通信販売を開始、通産10万人以上のお客様にご利用頂いています。また2005年のインターネット店舗を開設以降、イーコマースの分野においてさまざまな賞を頂戴しております。
こんな小さな港町南三陸といえど、水揚される魚介類はすべて一級品のものばかり。当店では、通販歴20年以上の実績と、確かな目で厳選したプレミアムな海産物を全国へお届けしております。
主な受賞歴
令和2年 | ・宮城県水産加工品品評会 宮城県議会議長賞「鯖の冷燻(さばのれいくん)」 |
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令和元年 | ・全国推奨観光土産品 特別審査優秀賞「かきの燻製(くんせい)」 |
平成29年 | ・攻めのIT経営中小企業100選に選出 | 平成28年 | ・kintoneアワード2016 グランプリ受賞 | 平成23年 | ・第10回OSMC(オンラインショップマスターズクラブ) 最優秀実践者賞 |
・第2回ネット&リアル相互貢献グランプリ 頑張ろう日本!復興奨励賞 | |
・七十七銀行主催 七十七ビジネス大賞 グランプリ | |
平成22年 | ・第13回日本オンラインショッピング大賞 最優秀小規模サイト賞受賞 |
平成21年 | ・宮城県知事賞「牡蛎地酒炙り」 |
・水産庁長官賞「ひっぱりだこ真だこチップ」 | |
平成20年 | ・水産庁長官賞「帆ッ伊達な燻し(ほっだてないぶし)」 |
平成18年 | ・みやぎものづくり大賞 グランプリ「帆ッ伊達な炙り(ほっだてなあぶり)」 |
・農林水産大臣賞「牡蠣桜燻し(かきさくらいぶし)」 | |
・みやぎものづくり大賞 食品加工部門 優秀賞「海彩祭(うみさいさい)」 | |
・みやぎものづくり大賞 食品加工部門 優秀賞「リアスの恋人たち」 | |
平成17年 | ・大阪府知事賞・水産庁長官賞「まだこチップ」 |
平成16年 | ・大阪府知事賞・特別技能賞「リアス串職人」 |
平成14年 | ・宮城県産業経済部長賞「はら子めしセット」 |
平成12年 | ・宮城県知事賞「焼きほたて」 |
平成11年 | ・宮城県水産林業部長賞「本格焼きだこ」 |
平成6年 | ・宮城県水産林業部長賞「うにテリーヌ」 |
平成5年 | ・水産庁長官 鮭セット(鮭ハム、鮭ウィンナー、スモークドサーモン) |
平成4年 | ・仙台中央卸市場卸売人協会会長賞 スモーク銀棒、鮭棒、ぶな棒 |
平成3年 | ・宮城県水産加工研究団体連合会長賞「スモークサーモン銀さけ」 |
平成2年 | ・宮城県知事賞 スモークセット |