海産物の放射能検査について
放射能検査についての当店の方針
当店では、お客様に安心できる海産物をご提供し、安全な海産物の流通を目的として、仕入先である南三陸町志津川魚市場と連携し、水揚げした海産物の「原料レベル」での放射能検査を随時行っております。また、製品化した商品における「製品レベル」での検査も定期的に行い、安全な海産物のみ販売しております。
検査実施場所と機関
検査実施場所 | 南三陸志津川魚市場内 検査場 〒986-0733 宮城県本吉郡南三陸町志津川字旭ヶ浦1 |
検査頻度 | 都度 |
検査機関 | NPO法人 海の自然史研究所 |
検査機器 | EMFジャパン㈱EMF211型ガンマ線スペクトロメーター |
測定下限値 | 137/5Bq/kg前後 134/5Bq/kg前後 |
目安と基準値 | 合計50Bq/kg (基準値:合計100Bq/kg) ※合計=137・134の合算値 ※基準値=国が定めた値 |
検査結果に表示される項目 | 測定年月日/品目名/漁獲方法/漁獲場所/試料質量/放射性セシウム濃度(137・134)/測定下限値 |
検査機器詳細(EMF211型)
(1)製品概要
厚生労働省が2012年4月1日から指定した法令「食品中の放射性セシウムスクリーニング法」に適合する測定器で、農林水産団体、生協、民間企業、研究機関、大学等が使用しています。マリネリ容器が使用でき、測定下限(検出限界)が低いのが特徴です。
(2)南三陸町での測定内容
γ(ガンマ)線のみを計測し、放射性セシウム(Cs-134、Cs-137を弁別)の核種測定が可能。また試料測定方法に関して、「食品中の放射性セシウムスクリーニング法」「緊急時における食品の放射能測定マニュアル(厚生労働省 平成14年3月)」に準じて行っています。
(3)測定の精度(検出限界と容量下限)
15分間測定における測定下限(検出限界) メーカー仕様書より
容器 | Cs-137 | Cs-134 |
1L マリネリ容器(1.5L充填) | 2.0Bq/kg | 2.3Bq/kg |
1L マリネリ容器(1L充填) | 2.3Bq/kg | 2.7Bq/kg |
1L マリネリ容器(500ml充填) | 3.6Bq/kg | 4.3Bq/kg |
500ml マリネリ容器(500ml充填) | 5.2Bq/kg | 5.7Bq/kg |
500ml マリネリ容器(350ml充填) | 6.6Bq/kg | 7.4Bq/kg |
南三陸町検査場では、500mlマリネリ容器(500ml充填)にて迅速な検査を実施、数名の専門家によるオペレーションを行っております。
放射能検査結果について
当店で販売される海産物の放射能検査は、南三陸町の委託先である「NPO法人 海の自然史研究所」サイトにて随時更新しております。
南三陸町地方卸売市場 水産物の放射性物質濃度スクリーニング検査実施状況)
お問い合わせ先
放射能検査についてご不明な点等ございましたら、私店長までお問い合わせ下さい。山内鮮魚店では専門家を招き、定期的に放射能についての知識を学んでおります。

お問い合わせは、株式会社ヤマウチ 山内恭輔まで。お電話にてお願いいたします。